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事例: 実用化を何件も重ねつつAIやDXを使いこなすチームを育成
長くお付き合いさせていただいている重機メーカーさんです。グループ会社全体に対して技術を横断的に提供する部門の支援から始め、現在はグループ会社の製造部門でのDXにも支援を広げています。
この技術部門に新設されたAIチームのみなさんとは、これまでに重機を使った工事手順の自動化、工場での完成品精度検査作業の効率化などの実際の課題を解決して実用化して成果を出しつつ、自分たちもチームとして成長してきました。
最初のうちこそ、私が最適化アルゴリズムを考えてコーディングしながら、一緒にそれを事業部に渡すパッケージに仕上げていましたが、今ではご自分たちでどんどんテーマを進めながら、ときどき疑問点を質問するくらいにまで成長されました。自分たちの成果が実際に使われて、現場からフィードバックが来ることが成果の実感になり、自信にもつながっているのを感じます。
のちに、この部門は全社のDX推進も担うことになり、幹部のかたと新ミッションの方向づけの議論などを行ったり、役員報告資料の作成をお手伝いしたりしつつ(話を聞く立場は何度もやっているので、聞く側が何を知りたいかはだいたいわかります)、スムーズな始動に貢献しました。
技術部門のみなさんはほぼ独り立ちできてきたので、今では支援をグループ会社の製造部門にも広げており、現場の製造技術を担当するかたと一緒に機械加工の異常検知を行いつつ24時間無人運転する設備改良を進めています。
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